【海外向け】日本の包装技術の素晴らしさ・・・オニギリ

日本の食文化で<オニギリ>と云うのがあります。

炊いたお米(ライス)を、海苔で巻いた三角形や円中型があります。

お寿司の世界でも、海苔で巻いた巻寿司と云うのがあります。

これらはコンビニエンスストアやスーパーマーケットで、販売されているのでいたる所で目に入ります。

でも裸のままで、トレイに乗せられて販売されているわけでなく、衛生的に一つ一つ個別にパッケージされて、お客は手に取って買い物カゴへ入れています。


今ヨーロッパでは、既にこの包装システムに目を付けて、日本から製造ラインを購入し同じように市場等で商品を販売開始している企業があるとか・・・

云いたいのは、海外の人ではまず考えない包装する機械なのです。

それも簡単に包装を取り除き、衛生的に問題無く食べられる点なのです。

上の写真、右の<海苔巻き>と云われる、巻寿司を例に説明します。


肝心な点は、ライスは湿っているので海苔と一緒に包装は出来ません。

そこで海苔とライスを、別々に遮断して1つのパッケージにしなければいけない事。

あとは衛生的に、絶対にライスを触らずに海苔を巻くこと!


まずは海苔巻きを見ると、矢印へひいて下さい!と書いて有ります。

どちら側からでも構わないので、ゆっくりと引くと写真の様に包装が破れていきます。


外側が、ベロンとなります。

上の写真の、右側へまだ包まれているライスをゴロゴロと転がすと・・・


この様になります。

ご覧の通り、海苔がはだけてますよね!

ライスには、衛生上包装材が被っているので、これを両サイドへ剥がします。


するとライスが、丸裸になります。

但し、海苔とライスの間には包装材があり遮断されています。

先程、最初に外包装を剥がしたとき海苔側の外装を剥がしていますので、海苔はむき出しになっています。


この海苔を、ライスへペタッと付けて・・・・海苔を持ちながらライスを包装から引き出すように、ゴロゴロと手でライスを巻き取ります。




全部海苔がライスを巻き込むと、包装から全てが出て海苔巻きになります。

これで完成!


このままパクリと頂きます。 パリッと乾燥した海苔と酢飯のライス・・・

ココまでの間、一度もライスに触れていません。

どうでしょう? 

三角オニギリも、似たような原理なのですが・・・

円柱形のオニギリも照会します。

炒飯をオニギリにした商品で海苔はありませんが、ライスを触らずに食べられる点をご覧下さい。


何処から見ても、完全に包装されています。

これをライスに触れずに包装を取り食べる!


この商品にも、下に引くの文字がありますね!

この部分を指で持って、下の方へ・・・


そうすると包装の中央を縦に、剥ぎ取りました。

これでどちら側でも良いので、外包装を剥ぎ取ると・・・


ライスが出て来ました。

簡単でしょう? 後は、残った外包装を持ちながら口へ運びます。

パクリ! 一度もライスを触れずに完食出来ます。

海苔を巻くオニギリですが、購入後簡単に持ち運べて何処でも簡単に衛生的に食べられます。日本人の発想の凄さ・・・凄いでしょう。


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